「廃棄と再利用の違い」業務用シュレッダーの場合
業務用シュレッダーの廃棄について、取引のある2社を比較しました。
【A社の処分方法】
A社は普段から産業廃棄物を持ち込んでいる会社です。
A社の処分費用は、立方メートルあたり9,000円です。
今回はA3対応のシュレッダー10台を処分するため、約2㎥分の処分費がかかります。
処分費用:18,000円(10台分)
【B社の買取方法】
B社は、使用済みパソコンなどを買い取ってもらっている業者です。
B社では、シュレッダーを「工業用雑品」として買い取ってくれます。
買取価格:30円/㎏
今回、シュレッダー10台の総重量は640kgでした。さて、いくらで買い取ってもらえたでしょうか?
買取金額:640kg × 30円/㎏ = 19,200円
【結論】
比較結果を見てみましょう。
A社:ゴミとして処分するなら18,000円の支払い
B社:資源として販売するなら19,200円の受取り
結果として、同じシュレッダー10台を処分する場合でも、
B社に依頼することで合計37,200円の差が生じます。
廃棄方法を選ぶ際には、単純な処分だけでなく、
資源として再利用できるかどうかも考慮することが重要です。
今後も、当社ではより効率的で環境に優しい方法を選択していきたいと考えています。